毎日、新聞を読むの大変ですよね。たくさんの記事を読んでも頭に残るのはわずか・・そんなこともありますよね。欲張らず、1日1記事だけでも頭に入れるとビジネスへの活用の幅が広がります! 日経新聞から記事をピックアップして解説、1日分1分で読める分量にしています。短時間で『知ってるビジネスマン』に変身しましょう!
【執筆者プロフィール】
松本タケル〔ペンネーム〕 企業で特許戦略に携わる弁理士。ネットワークスペシャリスト・情報セキュリティスペシャリスト・エンベデッドシステムスペシャリストの資格を有しITにも精通。趣味はスキルアップとビジネスに役立つ知識を収集すること。
*PEST分析(Politics(政治・法律)、Economy(経済)、Society(社会)、Technology(技術))のいずれに該当するかを明示しています。
(4月12日)「ジブリ風」AI画像 流行
「ジブリ風」AI画像 流行
米オープンAIの生成AI(人工知能)アプリがつくった「スタジオジブリ風の画像」が流行している。個人だけでなく世界の政府機関、軍にまで利用が広がる。作風を似せた画像に対する批判の声もクリエーターなど作り手側で高まっており、作風も著作権で守るべきだという議論が再燃している。
日経新聞朝刊 2025年4月12日(土)
【Technology(技術)】作風は、著作権法などの保護対象とはならないようです。しかし、オープンAIはジブリに関連する画像を学習データとして使っているのだと思います。にも関わらず、ジブリ側には1円も入らないのは不合理に思えます。創作者が金銭的に報われることは、クリエーターを増やすことになります。保護の機運が高まるかもしれません。
(4月11日)EU、AI法簡素に
EU、AI法簡素に
手続き負担減で企業育成
欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は9日、世界で初めて導入した人工知能(AI)包括規制の簡素化をめざすと発表した。欧州企業を育成するため、煩雑な企業の手続きなど規制の一部緩和に取り組む。
日経新聞朝刊 2025年4月11日(金)
【Technology(技術)】EU各国はAI産業で遅れをとっています。昨年の8月に発行した規制ですが、手続きの複雑さで自らの首を絞めているのかもしれません。規制や標準化をうまくつかって、ビジネスを進めてきた欧州ですが、負けている領域は厳しくしすぎることができない現実があるのかもしれません。
(4月5日)世界関税不況、高まる懸念
世界関税不況、高まる懸念
トランプ米大統領の「相互関税」を受けた世界同時株安が止まらない。3日は日米欧で時価総額が約500兆円消失し、新型コロナウイルス禍で急落した2020年3月以来の大きさとなった。4日も日経平均株価の前日比の下落幅が一時1400円を超えた。市場が恐れるのは米関税がもたらす世界同時不況だ。リスク回避の波が押し寄せている。
日経新聞朝刊 2025年4月5日(土)
【Economy(経済)】本当に不安しかありません。これをアメリカ人自体もよいと思っているのでしょうか。このままだと、トランプ大統領一人の判断で、世界が不況に突入し兼ねません。すでに数百兆円もの時価総額が吹き飛んでいます。だれか暴走を止めてほしいです。