毎日、新聞を読むの大変ですよね。たくさんの記事を読んでも頭に残るのはわずか・・そんなこともありますよね。欲張らず、1日1記事だけでも頭に入れるとビジネスへの活用の幅が広がります! 日経新聞から記事をピックアップして解説、1日分1分で読める分量にしています。短時間で『知ってるビジネスマン』に変身しましょう!
【執筆者プロフィール】
松本タケル〔ペンネーム〕 企業で特許戦略に携わる弁理士。ネットワークスペシャリスト・情報セキュリティスペシャリスト・エンベデッドシステムスペシャリストの資格を有しITにも精通。趣味はスキルアップとビジネスに役立つ知識を収集すること。
*PEST分析(Politics(政治・法律)、Economy(経済)、Society(社会)、Technology(技術))のいずれに該当するかを明示しています。
(1月6日)AIで経済成長 途上国は期待薄
AIで経済成長 途上国は期待薄
生成AI(人工知能)による成長期待が世界で高まるなか、途上国は恩恵が先進国に偏るとの懸念を強めている。一部の国が技術や開発資源を握っているためだ。負の影響への危惧も大きい。生成AIは2022年の米オープンAIによる「Chat(チャット)GPT」の提供開始以来、急速に広まった。社会のあらゆる分野で生産性向上が期待され、各国は積極投資に走る。米国がけん引し、中国、英国、ドイツなどが続く。
日経新聞朝刊 2025年1月6日(月)
【Technology(技術)】低所得国などの途上国はAIの恩恵が少ないようです。高性能なコンピュータが少なく、学習用のデータセットの整備も先進国が中心です。また、誤情報の拡散などマイナス面も途上国ほど大きくなります。AIが不平等を拡大させる懸念があります。先進国がAIの力で生産性を高めれば、経済の格差はさらに広がります。ハイテクの活用には難しさがあると感じます。
(1月1日)ナイキ独走 構図崩れる
ナイキ独走 構図崩れる
東京箱根間往復大学駅伝が年明けの2025年1月2日と3日に開かれる。大学生の熱戦の裏でスポーツ用品メーカーが毎年、ランニングシューズの勢力争いを繰り広げる。21年にほぼ全選手が履いた米ナイキ1強の構図が崩れており、今年は独アディダスやアシックスが存在感を発揮しそうだ。スイス発の「オン」など新興勢も登場している。
日経新聞朝刊 2025年1月1日(木)
【Technology(技術)】駅伝は各社の重要な宣伝舞台になります。2017年にカーボンプレート入りの高反発厚底シューズをナイキが投入してから、開発が活発になっています。他社も追い上げをしています。ただ、自力を補強するものとはいえ、あまり行き過ぎたハイテク導入はちょっとスポーツを興ざめさせてしまうかもしれません。実力がフェアに結果に反映されるようになることを望みます。